フツーな主婦ゴトーのサッカーな部分

2015年03月

ホーム戦2試合目は、J1初昇格の松本山雅との対戦。


松本山雅といえば、エスパルスの長沢駿や犬飼が成長させてもらったクラブ。

昨年は犬飼が全試合出場させてもらっていたので、J2での試合をよく見ていました。


昨年見ていた印象としては、とにかく「よく走るチームだな~」というのと、「サポのまとまりがすごい!!」というところ。

「あの応援団が日本平に来たらすごいだろうなー」と思いつつも、昨シーズン末の苦しい時期だったこともあって、「あんなに走るサッカーをやる山雅に、今のエスパルスは勝てるだろうか?」と、戦々恐々としていたことを思い出します。


スタジアムに行くときはいつも車で日本平の山を越えるのですが、スタジアムが見渡せる道まで降りて来たとき、早くもアウェイゴール裏が緑色に染まっているのを見て、何かすごく興奮しました。そういえば、私が日本平に通うようになってから、チームカラーが緑色のチームって初めてだ。


スタジアムの駐車場に車を止めてドアを開けた瞬間にもう山雅サポさんの応援の声が聞こえて来て、「うわぁ、今日はきっとすごい良い雰囲気なんだろうなぁ」と思った。


今節も日本平は満員。

通路には初めて見る山雅サポさんたちも歩いていて、なんかホント新鮮だった。

犬飼も駿も山雅でとても愛されてたようで、グッズ売り場には彼らのグッズを買い求める山雅サポさんたちが群がり、とくに犬飼グッズは軒並み売り切れだった模様。


なんか、そういうのいいなぁ…って思う。

この試合は、駿と犬飼が主役みたいだなって思った。

両方のサポから愛される選手なんて、本当に素敵だ。


ゴトビ体制の頃、若手を次々レンタルに出すことに対して、「捨てられた」と怒る人たちが多かった。でも、使えなくて捨てる選手ならレンタルにも出さないだろう。将来的に使える選手になって欲しいし、その見込みがあるから「よそで修行して来い!」って、レンタルって、そういう意味なんだと私は思ってる。

現に、駿も犬飼も山雅で、J2で、驚くほど成長して戻って来た。

J2の良い意味での泥臭さ、しつこさを身につけて帰って来た彼らは、どの試合でもとても気持ちの入ったプレーをしてると思う。


今のエスパルスの若手の中の、特にユース育ちで他のチームでのプレー経験がない選手なんかは、駿や犬飼のようにJ2のチームで一人で頑張る経験をすることも必要なんじゃないかな…と思う。

正直、山雅に行く前の犬飼のプレーを見たときは、「こりゃまだまだ使えないなー」と思った。

でも、今季山雅から帰って来た犬飼を見たら驚いた。

なんか顔つきが違う。色んな意味で、一回り大きくなったな…と思った。


見る方もエスパルスの選手がいるチームはやっぱり気になるので、色んな試合を見るようになるし、それで去年はJ2の試合もたくさん見た。そうやって、サッカー観がどんどん広がって行く。実に面白い。


そんな、色んな思いが詰まった山雅との記念すべき初対戦だったんだけど、内容も結果も、なんともザンネンなゲームとなってしまいました。


昨年ギリギリのところで残留した立場とはいえ、一応J1の先輩ですし、素晴らしい内容のゲームをして、そしてしっかり勝ちたい。その上で、「山雅さん、ようこそJ1ヘ( ´ ▽ ` )ノ」と上から目線で言いたかったのに(←え?)、序盤からいきなり山雅の勢いにたじたじになって攻め込まれ、さらにその後押しのような山雅のすごい応援に圧倒されて、試合前の和やかな雰囲気が一気に吹っ飛んだ感じでした(^_^;)

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始まりました!!!

Jリーグ2015シーズンが始まりました!!


あ、どうもこんにちは、ゴトーです。

お久しぶりです。

Jリーグが開幕したので、私のブログもシーズンオン!!です。

やっぱ週末にスタジアムでサッカー見れるの最高!!

「待っているのは最高の週末だ!!!」ってスカパーのキャッチコピーが、うらやま憎らしいくらい良いコピーだからどっかでパクりたいと思いました(やめろ


私は海外サッカーからサッカーにはまったので、最初はJリーグには全然興味がなく、エスパルスの試合のチケットを子どもたちが学校からもらってきたりすると「子どもの同伴」みたいな感覚で見に行く…という程度だったんですが、年々、地元愛、エスパルス愛が増していき、今ではすっかりエスパルスメインのサカオタと化しております。


とはいえ、昨シーズンの結果がアレだったので、今シーズンに限っては「開幕が待ち遠しい!!」なんてワクワク感はあまりなく、むしろ「チーム作りにもうちょい時間欲しいから開幕遅れねーかな」などと勝手なことを思ってたりしたのであります。


だって、最終節まで降格の危機にさらされていた昨シーズンからわずか3ヶ月でチームが突然強くなるなんて思えないじゃないすか。昨シーズンは本当に苦しくて、もちろん、一番苦しかったのは選手たちでしょうけども、私も、毎試合毎試合スタジアムに足を運ぶのが気が重かった。


負けて悔しい思いをするのがイヤだからじゃありません。

苦悩する選手たちの顔を見るのが辛かったから。

スタンドから選手たちに容赦なく浴びせられる怒号や野次を聞きたくなかったから。

「勝ちたい」という思いより「選手の笑顔を見たい」という、願いはただただそれだけだった。

だから、最終節で甲府と引き分けて残留が決まってホッとしたけど、もちろん嬉しかったけど、選手たちの涙見て余計に胸が締め付けられた。「ああ、本当に本当に苦しかったんだな」って。

こんな涙は二度と見たくないと思った。

あれから3ヶ月。

不安は拭い切れなかったけれど、やっぱり久しぶりのスタジアムは良かった。

久々の満員のスタジアム。空は快晴。

活気に満ちていた。

でも、やっぱり心のどこかに不安はあった。

「開幕からボコされて、もっともっとこの不安が増幅するようなことになるんじゃないか…」と。
 

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