前節、長崎に負けたのがめちゃめちゃショックだった。
別に「長崎だから楽勝だろう」なんて思ってたわけじゃないし、
「長崎に勝てなかったこと」がショックだったわけじゃない。
清水のやってるサッカーがダメすぎてショックだった。

相手の寄せに疲弊してパスミス判断ミス連発。
攻守の切り替えも圧倒的に長崎の方が早い。
そのスピードに負けて対応は後手後手。
悔しいのもあるけど、どうしたらいいんだろう…って頭を抱えたくなった。

今節の浦和戦は、そのままの状態で試合に入っちゃった…って感じの
立ち上がり。前半23分と29分にコーロキにやられてあっという間に0−2。

後半流れが変わって金子くんのゴールで1点返したものの、時すでに遅し。
結局1−2で試合終了。連敗。リーグ戦5試合勝ちなし。

8試合を終えた時点で勝ち点9で12位。
といっても、13位から16位までが勝ち点8で並んでるから、
次の結果次第では一気に降格圏もあり得る。

ネガティブになっちゃいけない、
あきらめちゃいけない、
と思いつつも、
あー、このまままた降格圏かなぁ…と思っちゃうんだよなぁ。


前節は、正直シラのFWが失敗だったと思った。
そもそもシラはゲームメイクだろ、ラストパス出す側だろ、
ゴールへの執着心はそんなにないだろ(←言い過ぎ)と思うのよ。 
シュート打つにしても、FWで体はってボール受けるタイプでも
スピード勝負して持ち込んでってタイプでもない。
どっちかというと、二列目からスルスルっとゴール前に入ってきたり
エリアの外からミドル狙うとか、そういうタイプかと。
だったらやっぱりシラは中盤で使ってこそ活きるんじゃないかと思うんだけど、
もしかしてテスト的にFWで使ってみたかったのかな、ヨンソンさん。

今節はそのシラに変えて、航也を先発でつかってきた。
航也はここんとこポジション争いでちょっと壁に当たってる感がある。
ダービーで使ってもらえなかったり、
その次の長崎戦ではスタメンからはずれたり。
だからこそ、浦和相手に存在感をアピールしたかった。
でもちょっと厳しかったなぁ。
後半早い時間帯にデュークと交代。
交代の直前にようやく良い動きしてシュートまで行ったけど、
もう少し早くエンジンかかってればなぁという感じだったな。

壁に当たってるといえば、コウくんも相当厚い壁に当たってる感ある。
以前のようなイケイケ感が見られない。なんか弱気。
縦切られて中に切り返しても右足使えない。
クロスの精度も低すぎる。
壁に当たってる。

それぞれ調子が下がってるからチーム全体の調子が悪いのか、
それともチームの戦術がうまくはまらないから個々のミスが目立ってしまうのか。

実際、ここ数試合の不調の原因はプレッシングサッカーが
全然うまくはまってないことが大きな要因だと思ってる。
特に3バックの相手だと、FW2枚がプレスのかけどころに迷って効果的なプレスが
掛けれてない。そうすると当然その後ろの動きも連動しないから、
結果、相手の動きに合わせてただ走らされてるだけ、
あるいは、自由に持たせることになって、
中盤から後ろの負担がでかくなる。

前線のプレスが効いてる時は相手のパスコース限定できるから
そこに河井や竹内が顔だして中盤を支配することができるんだけど、
プレスが効いてないと中盤でまったくボール持てなくなる。
プレスで相手のプレーをコントロールできなかったら、
あとはやっぱり個の力で勝負になっちゃうからなぁ。

これはさぁ、どうしたら良いんだろうなぁ。
どこのチームも相手を分析して対策練ってくるわけで、
こっちのやりたいことをやらせてもらえなくなったときどうするか、
そのプランがないから苦しんでる気がしてる。

もちろん、監督だって選手だって考えてないわけじゃないだろう。
考えてるに決まってる。
だから、腐らないで次も応援するしかないよね。

次の結果次第で降格圏まで一気に落ちる可能性はあるけど、
逆に、一気にまた上位に食い込める可能性だってある。

全34試合の、まだたった8試合が終わっただけだもの。
あきらめるのはまだ早い。
肝心なのは、ここから巻き返すこと。
這い上がれるか、それとも、落ち続けるのか。

余談だけど、
この週末はゴトー家が応援してるチームが揃って「1−2」で負けた。
レスターはバーンリーに、バレンシアはバルサに、エスパルスは浦和に、
揃って1−2で負け。この後アーセナルの試合が残ってるけど…いや、なんでもない。

シーズン初めのころ、「今年のエスパルスはなんか違う!」「強い!」
なんて言われてたけど、多分これまで苦渋を味わってきたエスパサポなら
心のどこかでこういう流れも覚悟していたと思う。
私はしていた(笑)つまり想定内。
チームもだけど、サポもここからが頑張りどころだと思ってる。

ここから絶対、這い上がっていこう。