こんにちは、ゴトーです。


昨日、J2第12節の岐阜戦が行われましたが、あえての、一つ前の第11節京都サンガ戦について書こうと思います。


というのも、07年からエスパルスを応援し始めてから10年、これまでリーグ戦をホーム以外で見たことがなかったのですが、11節の京都戦で自分史上初めてのアウェイゲーム観戦に行ってきたからです。


それについては、昨日の岐阜戦の前までにブログに書き留めておこうと思っていたんだけど、GWですっかり忘れてしまってた「うっかりゴトべえ」なのでした(←若い人にはわかるまい)


我が家は07年から日本平のSS指定席を夫婦で買ってまして、スタジアム駐車券代を合わせると年間20万程度の出費になります。我が家でエスパルスのために使える年間予算はこれが精一杯で、「アウェイ遠征?とんでもない!」と思っていたのが去年までのことでした。


かといって、今年になって急にどばっとお金が入ってエスパルス予算が増えた…とか、そういう景気のいい話では決してなく(笑)、でも、昨年J2降格が決まった時に、なぜか「来年はアウェイに行こう」と思ったのです。


それには多分いろんな理由があって、「降格したから客も減ってチームの収入が減るだろう」とか、「サポが減るかもしれないからアウェイまで頑張って応援に行こう」とか、自分の中で、「今までよりもうちょっとエスパルスのために何かをしなければ」という思いに駆られたんだと思う。


それからもう一つは、「ホームと違う場所でのエスパルスを見といたほうが良いんじゃないか?」「日本平以外の空気感を知っといたほうがいいんじゃないか?」と思ったから。

この京都戦でアウェイ初黒星となってしまったものの、ここまでのアウェイは全勝で、逆にホームではずっと勝つ事ができなかった。もちろん、対戦相手との相性などもあるけど、それ以外にホームとアウェイの違いが何かあるんじゃないか?と思えて、それを自分で確かめてみたくなった。


で、そうなるとまず、「どこのアウェイに行こうか?」ってことになるわけなんですが、日曜開催のJ2だと遠い場所では月曜日に仕事を休まなきゃならないし、仕事を休まなくて良くて、ついでに観光しても楽しいところ…という条件で検討したところ、「そうだ、京都行こう」となったわけです。



京都には当日の昼前に新幹線で到着。


2年ほど前にうちの長男くんが1年間京都に住んでたので、その時に数回京都に来てる事もあり、京都駅から西京極までは特に迷う事もなくたどり着きました。


それでなくとも、京都駅周辺からすでにエスパルスのユニを着た人がちらほら歩いていたし、地下鉄の駅に行ったら目の前に並んでる人が京都サンガのフラッグを持っていたので、「着いてけばいいかっ」ってすっかり安心してた(笑)


西京極駅で下車して徒歩数分ですぐにスタジアムについた。

アウェイに行きなれてる人にはなんてことないこんなことも、ホームにしか行かない上に、いつも車の私にとってはすごく新鮮だった。遠足気分でワクワクした(笑)


「KYOTO SANGA FC」と書かれたバルーンゲートをくぐると、野球場に沿うようにスタグルブースが並び、その奥の広場にはグッズショップやキックターゲットなどのちびっ子イベント、京都のパン屋さんがたくさん集まった「パン祭り」的なイベントなどが行われていました。

草薙運動場でやるファン感のイベントみたいで楽しかった。


パッタイと揚げたての唐揚げでお腹を満たし、一通りブースを見て回ってから、いよいよ野球場横のスタジアムへ。

今回、バックスタンド自由席のチケットを買ったので「auゲート」からの入場でした。


で、入場して一番最初に思ったのが、


「ピッチ遠っ!!!!!!」


わかってましたよ、わかってました。

アイスタは専用スタジアムだし、国内のスタジアムの中ではピッチがめちゃめちゃ近い恵まれたスタジアムであるという事。陸上トラックがあるスタジアムではピッチが遠いという事。

それは重々承知の上で行ったんですけど、やっぱり「遠っ!!」と思ってしまった。

あらためて思ってしまった。


エコパでの浦和戦や、ナビスコ決勝で国立に行った時にも「遠っ!!」って思ったけど、西京極はそれ以上に遠く感じた。試合が始まっても、なにか「たまたまそこでやってるサッカーの試合を遠巻きに見てる」みたいな感覚だった。多分、ボールを蹴る音が聞こえないから。


アイスタではピッチから数メートルの近い位置で見ているから、ボールを蹴る音や選手同士の会話や、激しい息遣いも聞こえる。

当然だけど、それらが遠くて全く聞こえないせいで、いつものように試合にのめり込めなくて困った。

まったりしてしまう。

前の席のカップルは何か食べたりスマホ弄ったりイチャイチャしたりしててあんまり試合見てないし、小さい子供がキャッキャと走り回ってて、なんかまったりしてしまう(笑)


そういう観戦の仕方も悪くないし、アリだとは思う。

でも、アイスタのいつもの席とはまったく違う空気感なので、エスパルスじゃなくて、なにか別のものを見てるような感覚だった。


座席の傾斜が緩いせいもあると思った。

ピッチが遠いなら、せめてもう少し上から全体が見られればいいのに…と思った。

遠い上に傾斜が緩いので、見にくい事このうえない。

選手間やロングパスの距離感が全然つかめないから、試合自体がうまくいってるのかどうか、全然わからなかった。


アイスタでは、選手同士のアイコンタクトや会話で、選手がどうしたいかというのがわかるくらいの近い距離で見ているから、試合の流れがどっちにあるかとか、メンタル的に優位にたってるのはどっちか?とか、そういうのまでリアルタイムで感じられるし、それが好きで、毎年高いお金を出してSS席を買っている。

テレビではうっかり見逃してしまいそうな、選手たちの何気ないけどプロ級の素晴らしい足技やスルーパスを見るのが好きで、ピッチからなるべく近い場所で見たいと思う。


でも、アウェイでそういうのを求めちゃいけないんだな…と思った。

試合を見るんじゃなくて「応援する」ことを目的としていくのが正しいアウェイ遠征なんだろうな…と思った。


そういう意味で考えれば、選手もやっぱりホームよりアウェイの方が戦いやすいのかもしれないと思った。

ホームでは応援の声以外に、消極的なプレーやミスに大きなため息や落胆の声が響く。

えらそうに選手にコーチングするおっさんもたくさんいるし、時にはヤジも飛ぶ。

でも、アウェイではサンバの応援の声以外、エスパサポの声なんかほとんど聞こえなかった。


余談だけど、GW中にミセスのサッカー大会に参加してきた。

私はGKで出場したんだけど、私の守ってたゴールの近くに相手のチームの選手の子供たちとみられる「ちびっ子応援団」がいて、試合中、全員でずーっと「にわかチャント」みたいなのを歌ってた。

これがもう、耳について集中力が保てなくてすごく困った(笑)

小さな子供達なんだけど、試合中休む事なくずーっと自分の母親たちのチームを応援していて、そっちに気を取られまくりだった(^_^;)


アウェイゲームは、もしかしてこのちびっ子たちのような、こんな感覚で見に行くものなんだろうか?…と思った(←自分の試合中に)
と同時に、応援ってやっぱすごく大事だなと思った。

まあ、プロのサッカー選手は私のように気を取られて集中できないなんて事はないだろうけど(笑)


てなわけで、初めてのアウェイスタジアムでいろいろ戸惑いを感じながら見てたうえに、雨も降り出すし、後半立て続けに2失点して、なんかちょっと残念な気持ちになりかけたけど、後半ロスタイムの航也のゴールで救われた。

このゴールを観れただけで「京都まで来て良かったー!」と思った。


岡ちゃんのいるレスターがプレミアリーグで優勝を決めた日、かつてエスパルスで岡ちゃんがつけていた23番を背負った航也が、その頃の岡ちゃんを彷彿とさせるようなヘディングシュートを決めたのは本当に感動的で、このゴールの瞬間、ちょっとだけ泣きそうになった。

航也のゴールのおかげで、忘れられない初アウェイ観戦になった。



京都に負けて、昨日の岐阜にも勝てず、かなりネガティブな意見をTwitterでたくさん見かけたけど、私はすでに、「次のアウェイはどこに行こうかな?」と考えている。