忘れた頃に、かの無観客試合に関する感想をそっと投下してみようと思う。

というのも、あの試合のあと、すぐに思いの丈をブログに綴ろうとかと思っていたんですけども、スポーツファンの間では名の知れたブロガーさんらしい、フモフモ編集長と言う方が書かれた無観客試合に関するコラムのコメント欄がみるみる炎上していくのを見て、ビビった私は更新をやめたのであります(笑)

まあ、私のブログなんかは、フモフモさんに比べたら全然知名度は低いしほとんど更新しねーし見てる人なんかいないだろうし(笑)、ミーハーオバサンが思ったこと書いた所で炎上どころかぼや騒ぎにもならんだろ…とは思うんですけどね(笑)

ちなみに私はこの方のコラムを読んで普通にイラッとしました。
私のような意見に対してTwitter上では、「この人の芸風だから目くじら立てなくても」とか、「ちゃんと読めばエスパルスのことをバカにしてはいない。真の意味を理解するべき」などの意見も目にしましたけど、そうは言われても、読んでイラッときたんだからしょうがないじゃん(笑)
でも、記事書いたこの人は間違ってないし、私も間違ってないと思う(笑)
何を書くかは自由だし、どう感じるかも自由。
ただそういうこと。

私のブログだって読んでイラッと来る人はいるかもしれないしね。
「なんだこのゆるサポのおばさん!ゆるすぎるわっ!!」ってな感じで(笑)
でも、そんなのいちいち気にしてたらブログなんてできないし、むしろこれだけ知名度の高いブロガーさんだったらコメント欄の炎上も「おーおー、やってるやってる」てな具合にしか見てないんじゃないかなぁ〜とか思ったり思わなかったり(どっちだ

でもまあ、それだけ「無観客試合」というのは、Jリーグの歴史の中で大きな大きな出来事だったわけです。
今回のことを受けて、サポーターの在り方、クラブの在り方、人種差別についてなど、色々な人が色々な場所で話題にしたり、考えたり、あるいは何かしらのアクションを起こしたりしたわけで、それだけでも、それぞれが何かしら見つけたものはあったと思う。
そうやって、一歩一歩前に進んで行くしかないよね。

てなわけで、ミーハーサカオタおばさんゴトーは難しいことはよくわからないので、Jリーグ初の「無観客試合」を見た単純な感想をここに記しておこうと思います。
例のダンマクに対する制裁が「無観客試合」と決まり、相手がうち(清水エスパルス)だとわかったとき、最初は正直、「ふ〜ん」ってな程度の感想でした。

関東圏のエスパサポさんや、アウェイにも足しげく遠征に行かれるエスパサポさんに対しては大変申し訳ないとは(後で)思ったんですけど、ホームゲームにしか行かない自分にとってはどこか他人事…みたいな感覚だったんだと思う。

あと、元々最初は海外サッカーファンだったので、海外では時々無観客試合ってあって、だからそんなに驚かなかったと言うのもあります。

それに、浦和の応援って迫力あって恐いんですよね(←私が)
(注:この場合の「恐い」ってのは、ホントに単純に「応援」が恐いって意味です。)
地響きみたいな重低音で、おどろおどろしいというか、そういう恐さを感じるほどに浦和のゴル裏の応援ってすごいド迫力だと思うんです。
エコパですらもそう感じるくらいだから、浦和のホームだともっとすごいんだろうなぁと思います。だから最初は単純に、「無観客の方がエスパルスはやりやすいんじゃないの?」などと思っておりました。

でも、試合が始まってみたら…、ん?ん?なんだろう?何かすごい違和感。
全然心が躍らない。何コレ。

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で、気づいた。

そうか、埼スタでの試合のテレビ中継でも、いつもいつも、ちゃんとエスパルスのサンバが鳴り響いているんだ。
あれを聞いて、見てるこっちもすごい闘志が湧いて来るんだった。

ということは、きっとエスパルスの選手だってそうなんだろう。

テレビにうつるピッチからは、浦和の応援も清水の応援も聞こえない。
ガラーンとしたたくさんの空席に囲まれたピッチに、選手と監督の声とボールを蹴る音だけが響いてる。

欧州サッカー(特にセリエ)などでは無観客試合が行われることもしばしばあるけど、Jリーグでのそれは、なんだか本当に不思議な光景だった。

選手はきっと一生懸命やってるんだろう。
でも何か、見てても興奮しない。
で、心の中で「Jリーグを盛り上げてるのはサポーターなんだなぁ」なんて思ってる自分に気づく。

昨シーズンの静岡ダービーでは、興奮したエスパサポが磐田のスタジアムの器物を壊した(?)とかで問題になったけど、あの時、元紀は「スタジアムの雰囲気が最高に良かった」と言った。
つまり、サポが作り出した雰囲気で選手の士気も高まるのだ。
(だからって器物破損するのはダメだけどね。)

やっぱり、サッカースタジアムにはサポがいないとつまらない。
選手だけじゃダメなんだ。
ただただ、当たり前のそれをすごく痛感した試合だった。

そんな、あまりの異様さに試合内容はあまり覚えていない(笑)

いつもチャラくてうるさい解説のタマノ氏が、葬式みたいな黒ネクタイで、前半はやけに言葉少なだったことは覚えてるけども(笑)
それすらも、今回の事の重大さを物語ってると思った。
タマノはやっぱり、いつものうるさいタマノの方が面白くていい(笑)

あ、あと、浦和の同点弾が決まったシーンは「おい、それ李のファウルだろ!!」って思ったけど、それは言わないでおく事にするよ(←言ってます)

試合は結局1-1のドロー。
もちろん勝って欲しかったけど、こんな試合、色んな意味でどちらの選手もやりにくかっただろう。試合後のインタビューでも、「こういう試合は二度とやりたくない」と選手たちも言っていた。
私もこんな試合二度と見たくないと思った。

私は自分もサッカーをやっているけど、試合の前と後に、選手同士が握手をする。
負けたときは悔しくて、とくにマッチアップした相手とは握手したくないときもある。
でも、握手する。
相手があってこそ、試合が成立するんだもの。
サポ同士もそうすれば良いと思う。
いやもちろん一人一人全員握手するのはムリだけど、試合前も試合後も、お互いが心の中で握手するような気持ちで、同じスタジアムで、同じ試合を見れたら良いな…と思う。
そんな簡単な事じゃないとツッコまれそうだけど、簡単な事からやっていかないと何も変わらないよね。


今週末はホーム日本平でFC東京戦がある。
選手もサポも、無観客試合でたまったフラストレーションを、土曜日の日本平で全部吐き出して欲しいと思う。

エスパルスを盛り上げよう。
Jリーグを盛り上げよう。
そして、前に進もう。

そんなことを思った、今回の無観客試合だったのでした。


ところで、「無観客試合」って3回言えましたか?
私は言えません!!(だから?