お久しぶりぶりです。
ブログ放置しまくりのゴトーです。

またしても心が折れていたのでありまする。
ええ、メスタージャでマドリーにボコされたあの試合(リーガ第20節)で、心が粉々になってたのでおりまする。

そんなへたれサポゴトーなので、今節のバルサ戦もすっかりネガティーバになっておりまして、「はああああ…またしてもメスタージャでボコされるんじゃねーの?」と最初から超あきらめモードだったわけです。

だって、今季不調と言われてるマドリーに0−5という大敗を喫したわけですから、今季も圧倒的強さで首位を走ってるバルサにはもっと点取られるんじゃねーの?(汗)と。
バロンドーラーメッシたんにメスタージャで好き放題ゴラッソ決められるんじゃねーの?(汗)と。

余談ですけども、自分でも気づかないうちに、いつの間にか完全にバルセロニスタからバレンシアニスタにコンバート(?)しておりました。
いや、気づいてたには気づいてたんですよね。
いつの頃からか、バルサの試合に全然ワクワクしなくなってしまったのです。
決してバルサをdisってるつもりはなく、今もなおチャビやイニエスタは大好きですし、バルサは世界最高峰のチームだと思っておりますが、でも、なぜか、以前の様にバルサの試合にワクワクしなくなってしまったのです。
理由はなぜかわかりません。
多分、強いからです。強すぎるからです。
例え厳しい内容になっても、「どうせ最後には勝つっしょ」…と思っちゃう自分がいて、そしてホントに勝ってしまうほどにバルサが強いからです。
強いからワクワクしなくなった…というのもこれまたなんか変な理由ですけども、ワクワクしなくなってしまったのでしょうがないのです。

ただ、今のこの強いバルサや、間違いなく歴史に名を残すであろうメッシと言う偉大なプレーヤーをリアルタイムで見れてることはすごく幸せだと思ってます。
この時代に生まれて、そしてサッカー好きになって良かったな…と。

そんなわけで、最近はもっぱらバレンシアの試合最優先の私なのですが、今節はそんなバレンシアと元カレちっくな感じのバルサの対戦ですから、そりゃもうワクワクなんか通り越してビビりまくりでした(あはは(汗)

そんなこの試合のスタメンは以下の通り。

GKグアイタ、DFジョアン・ペレイラ、ラミ、リカルド・コスタ、シソコ、MFビクトル•ルイス、ティノ、バネガ(62min→カナレス)、ベルナト(69min→ピアッティ)、グアルダード(85min→ジョナス)、FWソルダード

SUB:ジエゴ、バルデス、ジョナス、ピアッティ、アルベルダ、カナレス、バラガン


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まずスタメン見た時に「えええー?」って思いました。
なんでGKグアイタくんなんだろ???なんでジエゴじゃねーの?と。
GK変えるならマドリーで5失点した次のタイミングかなと思ってたんですけど、次のデポル戦もジエゴだったんですよね。まあ、あの試合も勝ったとは言え2失点してますから、そう考えればこのタイミングだったのかなぁとも思いますけども。
うちのパパなんかは、バルデスが契約更新しないらしいというウワサを聞いて、あえてグアイタくんを「高く買ってくれ」アピールしたんじゃね?とか深読みしてましたけども(笑)

つーか、グアイタくんよりも「は?」と思ったのは左SBのシソコです。
今ここでシソコなの?…と。
シソコはもうオワコンなんじゃねーの?と(ひどい)
だって、ここ何試合も出てなくね?(国王杯には出てたけど)

でもね、試合が終わった後には、「もしかしてバルベルデってすごい監督なんじゃね?」って思いましたよ(笑)いつも最終ラインに置いてたグアルダードとビクトル•ルイスを一個前に置くことで、攻撃的にいきながらも守備も固めてたわけですよね。
これはすげえええと思いました。
ここ数試合ビクトル•ルイスをアンカーで使ってたのは、まさかバルサ戦に備えてのことだったのだろうか…。だとしたらすげえ。

しかし今節のバレンシアの選手たちはものすごい気合い入ってましたね。
久しぶりにメスタージャも大盛り上がりで、終わった後には「今季最高の試合だったんじゃないかなー」と思いました。

とにかく選手全員のハードワーク、ハードプレスがすごかった。
バルサの選手にワンタッチでパスを出させないくらいの早いプレスを全員が徹底してやってましたし、第2第3の選手ともプレスがちゃんと連動していて、最初のプレスを交わされても次々にプレスが来るので、さすがのバルサの選手もなかなかボールを前に運べずにいました。

ただ、バルサの選手は元々こういったハードプレスになれてますし、大抵こういう作戦は体力的に90分持たないので、バルサものらりくらりとプレスを交わしながら運動量落ちるのを待ってるんだろうなーと思ったんですよね。
私もまさかバレンシアのこのハードプレスが90分続くとは思ってなかったし。

特にバネガたんなんか普段から「運動量ちょっと少なくね?」ってのが気になってましたし、そのバネガたんまでもが序盤から必死でプレスかけてたので、感動してお母さん泣きそうでした(お母さん?

まあ、バネガたんは、このバルサ戦の前に練習に遅刻して来たそうで、クラブの規則的に遅刻したら次の試合には出れなかったらしい所をバルベルデ判断で出してもらってたので、そりゃもういつもの3割増、5割増で頑張んなきゃいけないのは当たり前だったんですけどね(笑)

で、ただでさえバレンシアっこ全員のひたむきなハードワークに感動してたんですけど、なんとなんと、前半33分にバネガたんがシュート決めてまさかの(←失礼)先制ですよ!!
バネガたんの今季初ゴールがバルサ戦で見れるなんて、ホントにもう嬉しくて嬉しくて嬉しすぎて、その後も録画を巻き戻しては何度も何度も見ました(笑)

試合前は防戦一方になるかと思ってたのに、始まってみたらバレンシアの方がシュート数でも上回り、グアルダードやソルダードのシュートなど、惜しいのも何本かありましたよね。

バネガたんのゴールの5分後くらいにジョアン・ペレイラがエリア内でペドロを倒してPK献上し、これをメッシに決められて前半のうちに追いつかれちゃいましたけど、内容ではバレンシアが圧倒してたと思うので、前半を見終わっただけで何かものすごい満足感というか、達成感というか、「これでもう終わってもいいや」くらいの気持ちになってました(笑)

ちなみにあのPKですけど、あれはもう仕方がなかったかなぁと思います。
ペレイラのミスというよりは、エリアの中にいたペドロにパスが通ってしまった時点でもうダメだったかな…と。それまでは最終ラインの一個前辺りでビクトル•ルイスやティノが頑張ってつぶしてボールをエリア内に持ち込まれないようにしてましたからね。

1−1で前半を終わり、内容的にはバレンシアが圧倒してたとは思っても、あのハードワークが後半もできるのか?という不安は大いにありました。
前半と後半でがらっと違うチームになったりするのがバレンシアですし、もしも後半あっさり失点したりしたら、そこから一気にグダグダになるんじゃねーか?と(汗)

しかしながら、そんな私の心配をよそに、後半もバレンシアは高いモチベを保ったままバルサ相手に攻撃的なサッカーをしかけました。
まあ、バルサはこの直前に国王杯でマドリーと対戦してますから、精神的にも肉体的にも厳しかったとは思うんですよね。実際、全体的に動きが重そうだったし、そういう状態でのあのハードプレスはさすがのバルサでも厳しかったと思う。
それでもバレンシアは勝ちきれなかったので、やっぱりバルサは強いんですよね。
バレンシアがあの素晴らしいサッカーをしても勝てなかったんだから。

後半、バネガたん、グアルダード、ベルナトがベンチに下がってカナレス、ピアッティ、ジョナスが入りましたけど、この後から若干プレスの連動性がなくなってバルサに攻められる時間が続いたのでビビりました(汗)
まあ、連動性がなくなったのは最初からピッチにいる他の選手たちの運動量が減ってしまったのもあると思うけど。

それでも、メッシがボール持った時の囲い込みは最後まで徹底していて、メッシにはあまり仕事をさせてなかったと思う。それから、個人的にはアルバ、アウベスなどバルサの両サイドにもあまり仕事をさせなかったと思う。もっとアルバにエリア内までえぐられたり、アウベスにサイドからガンガン打たれたり中に切れ込まれたりするかなぁと思ってたんだけど、アウベスはグアルダードに結構手を焼いてた感じだったもんね。

つーか、グアルダードほんとに良い選手ですね。
最初に入って来てサイドハーフやってた頃より、サイドバックもやるようになった今の方がプレーの幅が広がってる気がする。グアルダードがハンパない運動量で時にはシソコのカバーもしてくれるので、シソコも果敢に上がってクロス入れたりして、「サイドバックちゃんとできるんじゃん」って思いました(←何さま

ビクトル•ルイスのアンカーも、最初は「ないわー」と思ってたけど、今節見たら「いや、ありだな。うん、ありだ。」と思いました(笑)
ほんとはボール持った時にもう少し展開力が欲しい所ですけど、そこはまだいきなりはムリかなぁとも思います。ただ、バルサみたいに前線からバックパス狙って激しく来るチームだと、アンカーの位置でボールを後ろに下げられるとビビりますよね(汗)

今節はとにかく、全員の気持ちが入っていて全員すごく良かったと思うので、一人一人まだまだ書きたいことは山ほどあるんですが、明日の朝まで続きそうなのでここら辺でやめときます(笑)
ソルダードもシュートこそ入らなかったけど動きはキレてたし、ベルナトもすごく良かったと思う。
ラミもアルバやイニエスタからボール奪取したり、リカルド•コスタも股裂きながら決定的なラストパスを止めてくれました(←大事にならなくて良かった)

そして繰り返しますが(笑)、バネガたんのゴールが見れたのはほんとにほんとに嬉しかった(感涙)あれだけ押してて、あれだけシュート打ってたんだから、ほんとは勝ちたかったところですけど、久しぶりにメスタージャも大盛り上がりだったし、終わった後の選手たちのやりきった顔も見れたので、お母さんはそれだけで満足です(笑)

ただ、これだけ気持ちの入った試合をしてしまうと、燃えつきて次の試合は違うチームみたいにグダグダになっちゃうんじゃないか…という不安はあります(汗)
次節の相手は18位のセルタですけども、そういう下位のチームにあっさり負けたりするのがバレンシアなのでね(汗)

ともあれ、4位のマラガとはたったの2ポイント差で、やっとCL圏内が手に届く所まで来たので、次もしっかり勝って一気に上位に食い込んで欲しいですね。