シーズン後半に入ってから低迷中だった我らが清水エスパルスが週末に快勝し、続けてバルサ、アーセナルと、自分の好きなチームが全部勝った気分の良い週末でした。

…って言っても、バレンシアはマジョルカに1-2で負けちゃったみたいですけどね(涙)
どっちにしてもバレンシアの試合は放送なかったから見れなかったしね。
つーか、バレンシアの試合スルーってどういうこと?(怒)
アタシにけんか売ってんの?え?(←違います)
ちなみにWOWOWさんは次節もバレンシアの試合をスルーするらしいですよ、奥さん!!

マジ、やってらんねえええーーーー。



…って、さて、そんなアタシはほっといて(え?)

今週末の自分の好きなチームの試合の中では、アーセナルvsマンチェスター・シティが圧倒的に面白くて、エスパルスvs山形も久しぶりにスカッとした試合だったわけなんですけども、唯一バルサの試合だけは、勝ったのになんかこう、モヤモヤモヤモヤしたものが残る内容でした。

スカッと楽しかった試合からマッチレポ書きたいのはやまやまなんですけども、そんなの書いた後にモヤモヤ試合を思い出すと3割増でネガティブになっちゃいそうなので(え?)、先にバルサの試合の感想を書いとこうと思います。

とりあえず今節のスタメン。

GKバルデス、DFアウベス、ピケ、プジョル、アビダル、MFブスケツ(86min→マスチェラーノ)、ケイタ、イニエスタ(71min→チアゴ)、FWペドロ(74min→ボヤン)、ビジャ、メッシ

SUB:ピント、マスチェラーノ、マクスウェル、アドリアーノ、チアゴ、ボヤン、ジェフレン

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まあ、モヤモヤの原因はバルサのサッカーの内容だけじゃなく、何割かは岡田サンの解説のせいだと思っております(笑)
いや、嫌いじゃないんですけども、バルサがバルサらしくないと言うことについて、「ものすごく深い傷なのか実はたいして大きな傷じゃないのか」、「何か大きな手術をしなければいけないのか、はたまた応急処置だけで事足りるのか」それによってチームの状況は大きく変わって来るんだけども…というようなことを、独り言のように延々と語っていて眠くなりそうでした(ひどい)

まあ確かに、それはここ最近のバルサの試合を見てるサポのほとんどが感じてることだとは思うんですよね。なんとなくバルサっぽくないんだけど、何がバルサっぽくないのかわかんなくて、それが果たしてチャビ不在によるものだけが原因なのかどうかもわかんない。
単純にチャビが完全復活すれば解決するのか、問題はそこじゃないのか、今のバルサのサッカー見ててもよくわかんないわけです。

もちろん、チャビがいないことが大きく影響してることは間違いないとは思うんですよね。今節の内容見てても、時々中盤がぽっかり空いてて、メッシたんやイニエスタが必要以上に低い位置までボールもらいに下がって来たりする場面があって、チャビがいたらああいう動きはしなくて済むんだろうなーとか思うわけですよ。

ブスケにしろケイタにしろ、チャビのようにゴールに向かって右でも左でも正面でも自由自在にボール振れるようないい位置で常に前向いてフリーでボール持つ…という場面はチャビほどは多くなく、確固たる攻撃の起点にはなかなかなれてなかったと思う(←チャビほどはね)
こういう、中盤を圧倒的に制してない内容では、どうしてもバルサらしくないって感じちゃうんですよね。
全体的な内容を見れば、ボール支配率も圧倒的にバルサが高いし、パスも回ってるし、ゴール前でもバルサらしい崩しができてたりするし点も取れる。
それでも何かが違うのよ。

なんで?(・_・?)

ただ、後半マスチェとチアゴが入ってからは割と真ん中がしっかりした感じがしました。
マスチェが中盤の底でふたをしてくれてるので、一個前でチアゴが効果的に動けていて、やっぱここ2人の関係がいまいちだとバルサらしくないんじゃなかろうか…とか思った次第です。

ってぇことは、イニエスタ、ブスケ、ケイタのコンビネーションが悪かったのかな?
ケイタは今節も前節のバレンシア戦でもその働きを結構評価されてましたけども、個人的にはポジショニングが左よりに偏りがちなのが気になります。イニエスタくんとチャビとブスケの中盤だと、この3人が頻繁にポジションチェンジすることで相手はバルサの中盤をつかまえきれずに翻弄されるからね。
前3枚も中盤3枚も自由自在にポジションを変えるのがバルサだと思うんですけど、ここ数試合はそういう動きが若干少ない気がします。

ちなみに今節はアビダル、プジョル、ピケの3バックでアウベスはサイドハーフ並みに上がりっぱなしでしたけど、序盤はアビダルのところが危なっかしい感じでした(汗)
最近、ペップの考えてることもよくわかんないんだよねぇ。
この3バックもしかり。
試合ごとの采配にもしばしば「?」ってなります。

まあ、今のバルサには手詰まりになった時に決定的に流れを変えれるサブがいない…というのも問題の一つではあると思うんですよね。
例えばアーセナルのウォルコットとかセビージャのナバスたんみたいにスピードが武器のサイドアタッカーとか、今さらコレ言うと怒られそうですけども、ゴール前でターゲッターになり得るズラとかジョレンテみたいな大型FWとか…。
カンテラを多く使うのは反対じゃないですけど、似たタイプの選手ばかりでいざと言うとき流れを変えれないのはどうなのかなぁ…とか、今季のバルサを見てると思います。

ちなみに今節のサラゴサはまだシーズン開幕から勝ちなしの最下位。
そんなチーム相手にもバルサはなかなか点取れず、ようやくサラゴサのゴールをこじ開けたのは前半終了間際の41分でした。
カウンターからビジャがドリブルで駆け上がり、DF3人を引きつけながらもゴール前に走り込んで来たメッシたんにパス。これをGKと一対一になったメッシたんが細かいキックフェイントを加えつつしっかりゴールに押し込んで先制。ビジャは相変わらずシュートはゴールに嫌われてて得点できてない状況が続いてるんですけど、シュート以外ではホントに良い仕事してますよね。献身的に守備もするし、周りを使うこともできるし。だからこそビジャ自信に得点させたいって思うんですけどね。



さて、1-0で折り返した後半、開始2分にサラゴサのポンツィオがアウベスを殴ったとして一発退場を言い渡されます。リプレイで見ると確かに後ろからアウベスの耳の辺りを殴っているようには見えました。
前半のマッチアップでフラストレーションたまってたのかもしれませんけども、後半始まったばかりのこの時間にこの行為はちょっと軽率ですよね。
まあ、倒れ込んでのたうち回るアウベスも「大げさじゃね?」って思ったけどさ(笑)

てなわけで後半早々から1人少なくなったサラゴサを相手に、バルサは完全にボールを支配して押し込みますけども、アウベスがボール触るたびに場内からすんごいブーイングでした(笑)

そして、後半66分、左サイドからペドロが入れた低くて早いパスをケイタが押し込むもGKに阻まれ、跳ね返ったボールをイニエスタが再びシュート。これも相手DFに跳ね返されますが、これが走り込んで来たメッシたんの前にこぼれ、メッシたんがボレーシュートでゴールに押し込みました。



こう言うところにこぼれを狙って入って来るところがもう、「天性のストライカーだなぁ」とか思います。
私ならきっとぼやーっと見てるもん(←ダメじゃん)
ふかさずに叩き付けるボレーシュートもすごいよね。
あの勢いでボレーでシュート打ちに行ったらめっちゃふかしそうだもんね。

てなわけで、試合は2-0でバルサが勝ちました。
内容的には「スッキリ快勝!!」って感じじゃなかったですけど、まあ、勝ててるうちは深く悩まないことにします。アタシ監督じゃないので(あはは)
コパもCLもリーグ戦もあるんだもの、ターンオーバーとか考えてたらいつもいつも完璧なバルサなわけないよね。

そうです。いよいよコパデルレイ(国王杯)も始まっちゃいますから。
国王杯1回戦は明日火曜日(日本時間水曜日朝5:00)に行われます。
初戦の相手はセウタ(←知らない)

中2日で国王杯を戦った後、週末にはリーグ戦で強豪セビージャと対戦ですよ(汗)
さらにその後も中2日でCLコペンハーゲン戦があるしね(汗)

どうかこれ以上故障者でないように…。
チャビが早く戻ってきますように…。

…と、祈るばかりのゴトーなのでした。