リーガ・エスパニョーラ、バルサの第1節はアウェイに乗り込んでのラシン・サンタンデール戦。ラシンは昨シーズン、最終節にギリギリ残留を決めたチームです。

先発には、今季から加入したビジャが登場。
加入が決まったときは、センターならメッシとかぶるし左ならイニエスタとかぶる…と思ってたんですけども、まあ、バルサのFW陣は頻繁にポジションチェンジするし、そもそもスペ代でイニエスタ、チャビ、ブスケなどバルサの中盤の選手とは一緒にやってますから、後はメッシとの連携にさえ慣れちゃえば問題ない感じですね。

実際、試合の中ではゴール前でメッシとかぶる場面も見られましたけど、逆にメッシと絶妙なワンツーをつなぐ場面も見られました。

そのメッシたんはなんと、試合開始3分で先制ゴールゲットします。
リプレイ明けだったので何がどーなったのかよくわかんなかったんですけど、ラシンの守備陣がラインを高めに保ってたのが裏目に出て、カウンターからチャビ→イニエスタ→メッシとパスをつなぎ、メッシは最終ラインを難なく突破してGKと一対一に。
前に出て来たGKの頭の上を越すループシュートを放って、今シーズン最初の得点をゲットしました。さすがバルサのエース！

やっぱメッシたんはバルサが一番やりやすそうだね（笑）
ワールドカップでは何本シュート打っても入んなかったもんね(>_<)

ビジャも絶妙な飛びだしからシュート打った場面がありましたけど、残念ながらオフサイドの判定。
毎年そうですけど、新加入の選手がピッチに立つと、「点取らせてやろう」って周りの気遣いが伝わって来るよね（笑）まあ、ビジャはスペ代で一緒にやってることもあるので、そう言う気遣いじゃなく自然にパスが振れるのかもしれないけど、なんかどうもビジャにボールを集めようとしてる感はあったよ、やっぱり（笑）

ただ、解説のそーたろー氏（安永）も言ってましたけど、ビジャはやっぱ左にワイドに開くより、中央で後ろからのスルーパスに飛び出す方がやりやすそうでした。

前半はラシンの守備陣がきれいなラインを作ってしっかりコントロールしてたので、ビジャも何度もオフサイド取られてましたけど、オフサイドぎりぎりの駆け引きを繰り返すことで守備陣の意識をビジャに引き付けておくこともできるので、これはこれで有効だと思いますね。
まあ、ビジャの場合はバレンシアにいた時からこんな感じでしたし。

ただ、バルサの場合はビジャだけ見とけば良いわけじゃないので、相手の守備陣も大変ですよね。ビジャをオフサイドにかけることばかりに気を取られると、2列目からメッシやイニが出て来るしね。
あっちもこっちもケアしなきゃ…ってなってるとどこかで守備にほつれが出て来ちゃうわけで、メッシやイニやチャビはそう言うところも虎視眈々と狙ってるので、ビジャが頻繁にオフサイド取られることはそれはそれで意味があると思いますね。
「わーい！ビジャがオフサイドトラップに引っかかったー！」って油断してると、2列目からイニやメッシが出て来て、「ビジャトラップにかかってるのは実は君たちだったのだよ、わっはっはー！」…みたいなね（←誰？）

前半はラシンの守備陣が高い位置を保ってたのでプレーエリアがめっちゃコンパクトになってて、バルサはスムーズなパス回しをなかなかさせてもらえませんでした。
特に序盤は相手のチェックが早く、こぼれ球を相手に拾われてシュートまで持ち込まれる場面も多かったですね。

しかしながら、32分に左サイドからのビジャのシュートを相手のDFがクリアしきれず、GKが再度パンチングしたボールがちょうどイニエスタ君のところに落ちて来て、これをボレーループで見事に決めてバルサが2点目をゲット。
このシュートはお見事でした。
GKがパンチングで前に出て来てたところ見計らって、インサイドでボレーループ。
落ち着いてましたねー。イニエスタ君。
なんかもう、いぶし銀的な貫禄すら感じるよ。
まあ、頭も貫禄あるけどね（ええー）

この直後、ラシンがカウンターからバルサゴール前まで侵入。
エリア内でフランシス（か誰か）をマックスが倒してPK献上しますが、これをバルデスがスーパーセーブ！開幕戦からいきなり見せ場作りましたよ、バルデス。
ってか、それ以前にカウンター食らった時のバルサの守備の連携がいまいち合ってないような気もするんですけどね。CBがプジョルじゃなく、アビダル、ピケコンビだったからかなぁ。

攻撃時に上がり気味の両SBの後ろのスペースを使われた時、右のピケの方は割と安心して見てられるんだけど、左のアビダルの方がちょっと怖かったですね。
対応が若干遅れたり、クリアボールがゴール前のバイタルエリアに入ったり（汗）

てなわけで、前半は2-0で終了。

後半は開始早々にチャビがペドロと交代。
どうやら負傷交代のようですけど、大丈夫かな？（汗）
大事をとって…という意味での交代なら良いんですけどね。

チャビの代わりにイニエスタ君が下がり気味の位置でボールさばいてましたけど、今日はブスケが余計に目立とうとするようなプレーがなかったので良かったです（笑）
ブスケがあれやると、チャビとかイニとかに余分に負担がかかるから（笑）
そーたろーも「ブスケ成長した！」と褒めてましたけど、マスチェが加入したってのが良い刺激になってるのかもしれません（笑）

さて、前半から果敢に攻めてたビジャですけど、それが報われる瞬間がやっとやってきます。後半17分にアウベスが右サイドから上げたクロスをファーにいたビジャが頭で冷静にゴール右隅に押し込み、バルサ移籍後初ゴールを開幕戦でゲットしました。

新加入の選手をかこんで「わーい！！」って喜ぶ姿を見たとき初めて、「ああ、これでバルサの一員になれたな」って思いますね。
まあ、ズラは結局1年でいなくなったけど（涙）
そんなズラのおまけ的な感じで加入したマックスは地味に良い仕事してるけどね。
個人的には、マックスはホントに予想外でした。
最初は、あんまり出場機会もないままどっか行っちゃうんじゃね？くらいに思ってたけど、あんなに器用な選手だったとは！！マックス来てくれただけでもズラ獲った甲斐があったね！（違っ）

さて、初ゴールを決めたビジャは、後半33分でボヤン君と交代。
今年はボヤン君ももっと見たいなー。
去年はペドロの台頭の影に隠れちゃった感が否めませんでしたけど、今年はボヤン君もスペ代に呼ばれるように頑張って欲しい。だって、ボヤン君のゴール後の笑顔が母さんの癒しだから（母さん？）

後半37分には、イニエスタを下げて新加入のアドリアーノを投入。
つーか、セビージャのSBばっかり獲ってサーセン（汗）

そのセビージャはスーペルコパを捨ててまで賭けたCLに敗退しちゃったので若干責任感じてたんですけど（←なぜアタシが？）、リーガの開幕戦ではレバンテに4-1と大勝したので良かったです。
ってか、レバンテのホームユニが引きで見るとバルサにそっくりでビビった（笑）
TVつけた瞬間「バルサやってるーーーー！」って思っちゃったよ（笑）

ちなみに私の宿敵のモウモウ（モウリーニョ）が今季から指揮を執る宿敵マドリー（てなわけで宿敵×2）は、マジョルカとの初戦をドローで終えています。

（うっわあああああああああい！）←心の声


バルサが勝って良いスタート切れたのは嬉しいんですけど、バレンシアの開幕戦を放送しなかったウォウウォウさま（仮名）には怒り心頭なゴトーだったのでした。


さて、バルサの次節はホームカンプノウでエルクレスと対戦です。
ホーム開幕戦もきっちり勝って欲しいですね。


ってか、エルクレスってどこ？（←今季昇格チームです）