まずは、日本代表決勝トーナメント進出決定、

おめでとうございますっ!!

今日は朝から日本中が笑顔ですね。
そして、日本中が寝不足ですね。
ええ、私も寝不足です。
今日は遅刻したらいかん。今日は遅刻の理由が明白過ぎる!…と自分に言い聞かせてたんですけど、結局遅刻しました(えー!)
だって、朝からワイドショーでサッカーの特集ですよ!
いつも政治とカネの問題とか芸能界のゴシップとかしかやってないワイドショーで、日本代表の特集ですよ!
見なくてどーすんの?会社なんて行ってる場合じゃないじゃん(←なんか間違ってる)

大会前に「日本のサッカーで世界を驚かせたい」…みたいなことを岡田監督が言ってましたけども、世界はともかく、アタシが驚いたわい(え?)
だって、大会前には「日本は1勝もできないだろう」って本気で思ってましたから。
そんなアタシのバカ!バカ!バカー!…って感じです。

あ、寝不足なんでちょっとテンション高いですけどね。あはは(汗)

真面目な話、今となっては本番前のあのグダグダはなんだったんだろう…とか思うわけですよ。

うちのパパなんかは、「あれは情報戦の一つだったんじゃないか?」とか言い出してまして、実は岡田監督はものすごい策士で、他国を欺く為にわざとグダグダなサッカーをやってみせてたんじゃないか…と。

ええええー!!

だとしたらスゴ過ぎる(笑)
他国どころか日本国民までもが騙されてたことになるじゃないすか(笑)

ぶっちゃけ、私としては、決勝Tなんて夢のまた夢だと思っていて、GLで1個でも勝てれば上出来だと思ってました。つまり、予想としては、1つも勝てないか、あるいはカメルーンに勝ってオランダ、デンマークに負けてGL敗退かな…と。
実際、初戦のカメルーンに勝って、オランダにも負けはしたけど内容の良い試合を見せてくれたので、今日のデンマーク戦に万一負けたとしても、私の中では「よく頑張った」って納得できるところまできてたんですよね。
そりゃあもちろん、デンマークにも勝って決勝Tに行けたらいいな、行って欲しいな…とは思ってましたけど、やはりどこかであの大会前のグダグダが心にひっかかってて、いくら勢いついててもそう簡単にはいかないでしょ…と思ってたわけです。

とりあえず、そんな日本vsデンマークの試合をさくっと振り返ってみます。

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今回の相手のデンマークは全体的に長身のチームで、前線にはアーセナルの微妙くんことベントナー(身長193cm)がいます。
微妙くんってのは私が勝手にそう呼んでるだけなんですけど、ゴール前で微妙なプレー連発してくれるアーセナルのお笑い担当なんすよね(え?)かと思えば、長身の割に足下はめちゃめちゃうまくて、ポストプレーの技術は高い。
フィニッシュがベントナーならたまにしか決まらないんでコワくないですけど(ひどい)、ベントナーが少し下がった位置でくさびのボール受けるとちょとコワいなーと思ってました。

でも、このベントナーはボランチ、CBの選手がよく押さえてましたね。
デンマークのこれまでの試合を見ると、運動量のあるロンメダールと真ん中でボール受けてエリアにも入って来るベントナーがやっばりコワい感じでしたけど、ロンメダールも長友ががっちり押さえて、この2人にはあまり仕事をさせていませんでした。

ただ、立ち上がりの10分ほどはオランダ戦の時のような高い位置でのプレスがあまり見られず、全体的にずるずる下がり気味になってるのが気になりました。
運動量も少ないし、「何コレ?0-0狙いなの?」と思ったんですけど、今朝のワイドショーに出てた小野剛さんの解説によれば、デンマークが日本のプレスを想定して中盤の動きを変えて来たことでプレスに戸惑いがあった…とのこと。

デンマークはとにかく長身ですし、ゴール前にボールを放り込まれたら空中戦では負けそうなので、全体的に下がり気味になるとヒヤヒヤしましたね。

ただ、大会前のグダグダ日本代表と違って、攻守の切り替えがだんだん早くなってると思う。親善試合のときにはとにかく攻守の切り替えやボール持った選手の判断の遅さにやきもきしてたんですけど、この試合では攻撃に転じるときの周りの動きだしや、ボール持った選手の判断が早くなってるように思えました。

トルシエさんが「日本代表は本番直前にスイッチが入って、本番に入ってから成長してる」と言ってたけど、ホントに一戦やるごとに成長してる気がします。
勝ち負けももちろん大事ですけど、こういう舞台で世界の強豪と戦うこと自体に本当に大きな意味があるなぁと思う。
こうして世界の舞台で世界のサッカーを体感して来た選手たちが、日本に帰って来て自分たちのチームに良い刺激を与えてくれるんですよね。Jリーグの後半戦がますます楽しみになります。

それにしても、今回の日本代表での本田の存在感は本当に大きいですね。
なんか、彼が主役と言っても過言じゃないくらいです。
ビッグマウスなんて言われてますけど、あの気の強さが今までの日本代表に欠けてたものなんじゃないかな…と思う。
CSKAモスクワに移籍して欧州CLという大舞台に立った経験が大きかったと思う。大会前はその「熱さ」がチームで浮いてしまうんじゃないか…と不安だったりもしたんですけど、今日の選手たちの様子を見てると、ホントにまとまって来てるように思えました。

そんな本田が自らのFKで先制点を決めたことで、チームのムードも盛り上がり、結果的に3-1という素晴らしいスコアで勝てたのだと思う。FIFAによるマンオブザマッチにも本田が選ばれています。
もちろん、本田以外の選手もみんな持てる最大限の力を出してたと思います。
ヤットのFKも素晴らしかったですし、GK川島の気を吐いたプレーや、守備陣の体を張った守り、松井、大久保の運動量、長谷部、ヤット、阿部らのバランスの取れたゲームコントロール…。

そして、チームが一丸となってることを証明するかのような、最後の本田→岡崎のゴール。コレ、普通なら本田が打つところですよね(笑)
我らが清水エスパルスの岡崎は、3月のバーレーン戦から代表ゴールがなかったそうで、私もこのワールドカップでの岡崎のゴールを心待ちにしていたエスパサポの一人です。
だから、3点目の岡崎のゴールはすごくうれしかったし、本田の粋な計らいにも感動しました。大会前にはバラバラに見えてた日本代表が、この試合では本当に団結してるように見えた。

決勝T進出を決めてもなお、「勢いで勝っても岡田監督を評価できない」という意見もありますけど、私は素直にこの結果を岡田監督の功績として認めたいし、再び謝りたいです。「監督代わった方が良いんじゃね?」とか言って、

ほんとサーセン(汗)

個人的には、ここまでで十分楽しませてもらったので、「ベスト4目指すって言ったんだから、絶対行けよなー!」なんて厳しいことは言いません。
ただ、持てる力を全て出し切ってきて欲しい。そして、決勝Tという夢の舞台を思う存分に楽しんで来て欲しいと思う。

そんな日本の決勝トーナメント1回戦の相手はパラグアイです。
ほか、今日までで組み合わせが決定しているカードは以下の通り。

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後は…、後は…、どうか!!どうか!!!

スペインが無事決勝Tに行けますように…(涙)

もしスペインが1位抜けして決勝T1回戦に勝って、もし日本もパラグアイに勝てば、なんと!!準々決勝で日本vsスペインという夢のカードが実現するんですからね!!!

…って、その前にスペインマジでGL敗退とかなりませんように…(汗)