ただいま高知の実家に帰省中。
こっちはスカパーもWOWOWも入ってないのでサッカーのない週末を過ごす予定だったんですけども、ガナ戦だけはなんとか見れました。
ええ、もう、ほんと「そこまでするー?」って自分で思うような方法で、なんとか見れました。

大きな声は言えませんけども、ちょうどその時間、今回は仕事で帰省を断念したパパとスカイプのビデオチャットをしてたもんですから、チャットしながらアーセナル戦見てるパパに「ちょっと試しにPCをTVの前に置いてみてくんない?」とお願いしてみたところ、それはそれはキレイにビデオチャットで見れたのでございます(笑)

内心「これって違法かな。ヤバいかな」と思ったりもしましたけど、自分でお金払ってる自分ちのスカパーを見てるだけだし、それをネット上で公開してるわけでもないんで、まあ良いよねーと自分で勝手に納得した次第です(笑)

さて、そこまでして見たガナ戦でしたけども、残念ながら勝ち点3はゲットできませんでした。
結果は1-1のドロー。
試合後のヴェンゲルさんは「このドローはホント痛いっすよ」的なことを言ってたようですけども、マジ痛すぎっすよ。つーか、結果もだけども、試合内容もちょっと「う~~~~ん」って感じだったしね。

とりあえず、そんな今節のスタメンは以下の通り。

GKアルムニア、DFクリシ、ソング、ソル・キャンベル、サニャ、MFデニウソン、セスク、ロシツキ(68min→ナスリ)、ディアビ、ウォルコット(69min→アルシャビン)、FWベントナー

SUB:ファビアンスキ、エブエ、トラオレ、アルシャビン、ナスリ、エドゥアルド、ベラ

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前節、訳のわかんないレッドをもらったヴェルマーレンは今節サスペンションで出場できません。
詳しいことはよくわかんないんですけど、プレミアとリーガでサスペンションのルールって違うんですかね?
リーガでは一発レッドでも次節出場停止なだけなんですけど、プレミアでは一発レッドだと3試合出場停止だとどこかで読みました。
幸いヴェルマーレンは1試合出場停止で済んだようですけど。

つーか、試合後に抗議すればサスペンションが軽く済んだり、レッドが撤回されたりするのがスゴいよね。
Jリーグもそういうシステムってあるのかな。
私はレフリースクールで「主審のジャッジは何があっても覆らない」と教わったので、これには最初ちょっと驚きました。「覆ってるし!!!」…みたいな(笑)

さて、そんなヴェルマーレン不在のCBにはソングが入りました。
ホント使える男だよ、ソング。
といっても、正直ソングをここに入れちゃうのはホントもったいない。
ボランチで守備に重きを置きつつも、チャンスがあれば前にも出て攻撃参加できるセンスもスタミナもあるので、最終ラインに置いとくのはちょっともったいない気がしました。
まして、デニのアンカーが若干(というか大いに)不安だし(汗)

ナスリ、アルシャビン、エブエあたりがベンチスタートになったのはコレ、あきらかにCLバルサ戦を見越してのことかなぁと思いましたね。
エブエはバルサ戦では大きな武器になりそうだしなー。

個人的には、バルサ戦では最初からウォルコット使ってカウンター仕掛けてくと良いんじゃないかなーとか思ってるんですけど、この試合のウォルコットは完全に良さを消されちゃってました。
こうなると攻撃の駒が一つ減ったのも同じになっちゃうんだよねぇ。

ウォルのところに厳しいマークがついて右サイドのスペースも消されちゃうので、左のロシツキがよくボールにからんで左からの展開が目立ちました。
せめてウォルがポジションチェンジができればなぁと思うのよね。
ウォルが入ると右に固定になっちゃうんので、アレだと相手は結構マークしやすいと思うのよ。あの駿足で右も左も走り回られたら相手の守備はかなりキツいと思うんですけどね。

ウォルコットのスピードを止めるのはむずかしいですけど、右サイドにしかいないウォルをマークしてボールを持たせないようにするのはそんなにむずかしくないもんね。
あるいは、ウォル以外の周りの選手がボールのないところの動きで守備を引きつけ、ウォルをフリーにするか、ウォルの得意とするスペースを作り出してあげられればもっと活きると思うんだよね。

バーミンガムは攻撃はいまいちでしたけど、中盤から後ろの守備は組織的で固かったですね。特にセスク、ウォルコットはかなり厳しくマークされてたし、スペースもしっかり埋められてて、ガナは前半からなかなか良い形までフィニッシュまで行けませんでした。

前半、ロシツキが左サイドの深いところまでボール運び、ゴール前のディアビに低くて早いボールを入れたのは結構有効的なくずしだったと思うんですけど、あの後からバーミンガムの固い守備に攻めあぐね、いつものように混み合ったまん中をムリヤリ突破しようとする場面も結構ありました。

最近では、ガナのまん中から縦への攻撃対策として、まん中の守備を厚くされることが多いんですけど、だからこそ、中盤選手が頻繁にポジションチェンジして、2列目の選手がどこからでも突破できる状況が作り出せればばなーと思います。

前半は0-0で終了し、後半は序盤からバーミンガムに押され気味に試合は進みます。
そして、0-0のまま迎えた後半23分、しびれを切らしたヴェンゲルさんが、ロシツキ、ウォルコットに代えてナスリんとシャビンさまを投入。
きっと使いたくなかっただろうな~。

この2人が入ってから少し活性化し、ガナもそこそこ前がかりに出られるようになりますが、フィニッシュでなかなか決めきれず。そんな中、後半36分に、ナスリんがゴール右でボールを受け、するするとドリブルしながら意表をついてミドルシュート。
これが決まってやっと先制点を奪います。

エリアの中まで入って来るガナの選手を警戒してバーミンガムの守備がずるずる下がっていたのと、まさかあの位置でナスリんが自分で打つとは思ってなかったのでしょうね。これは実に良い判断だったと思います。

ここまでの内容を考えれば1点取れただけで御の字って感じだったので、残り9分はできるだけ大事にボールつないで時間を使ってほしい…って思ってたんですけども、そんな私の願いもむなしく、この試合ではガナの子らの悪いクセが出ちゃった感じでした。

まさかまさかとは思ってましたけど、試合終了間際のロスタイムに失点(汗)

あ~あ(T_T)

結局試合は1-1の引き分けです。

来週ミッドウィークにはいよいよバルサとの対戦があるというのに、なんだかバタバタしてて大丈夫かなぁと心配になりました。セスクも試合の途中で足傷めたからか途中から全然存在感なくなってて、ゲームをコントロールする人がいなくなってる感じでしたね。

ただ、この子らの場合は、前節ひどいサッカーをしてても、次の試合で見違えるように素晴らしいサッカーしたりすることもあるので、きっとバルサ戦ではスピード感あふれる元気なガナのサッカーが見れると思ってます。


みんなが輝くサッカーが、ぜひぜひ見たいです。