さて、2009年も残すところあと1日となりましたね。
でも、私の気持ちはすでに燃えつきて、すっかり2009年は終了~という感じです。

まあ、昨日、エスパルスが天皇杯で敗退したからなんですけどね。

昨日はエコパスタジアムまで応援に行ってきました。
勝とうが負けようが、2009年最後の試合になるわけですから。
それも、せっかく県内でやるなら行くしかないっしょ…ってことで。

エスパサポさんの中には、この試合を制して決勝に進むことを信じ、あらかじめ決勝のチケットを購入してた方もたくさんいらっしゃるようなんですけど…。

すんません。

ぶっちゃけちゃうと、私的には「勝率は五分五分か…。それ以下かも…。」ってな不安がありまして、決勝のチケットを事前に購入する勇気はありませんでした。
ホントもう、「エスパサポの風上にも置けないヤツめ!」って話です。

でもねぇ、リーグ戦の終わり方がああだったし(ラスト7試合勝ちなし)、最終試合では名古屋に勝てなかったしってことで、口では「We believe」と言いつつ、心では「I can't believe」ってなってました(えー)

まあ、もともとビビリなんで、どんな試合の時でも「どうしよう…負けちゃうかも」って思っちゃう方なんですけども…。

てなわけで、元旦に国立に行きたい!!…って気持ちはもちろんありましたけど、万が一負けたとしても、「ここまで頑張ってくれたから良いよ」ってな思いも秘めつつ、エコパに向かいました。



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結果は知っての通り、1-1で延長でも決着がつかず、結局PK戦で負けてここで敗退となりました。

でもまあ、今さらもう、試合の内容とかアレコレ言うつもりもないですし、個人的には、試合内容に不満はありません。…というか、最後の試合なので、誰が悪かった…とか言うのもイヤだしね。

課題を見つけたところで、今シーズンはもう試合もないし…ってことで、今回は「良かった」ところ探しをしていこうと思います(笑)

まず、家本さんのジャッジは良かったと思います(いきなりそこ?)
最初は「流し過ぎだろ」とか思いましたけど、イエロー出るようなファウルの時はきっちり止めてくれてたし、岡ちゃんが倒されても、「続けてプレーしたいんだ!!」って岡ちゃんの気持ちをしっかり汲み取ってくれてるジャッジだったと思う。本拓が名古屋の吉村選手に何度も倒されてたのに対しては「イエロー出せ!」と野次も飛んでましたけど、本拓がファウルもらい上手ってのもあって、2枚目イエロー出すほどのファウルでもなかったですよね。

前半は淳吾がハードワークしてて良いなーと思いました。
個人的には、今シーズンの淳吾は最後まで良い時のキレが戻らなかったなーと思っていたので、この試合の前半の淳吾のハードプレスと献身的な守備を見たときはちょっとうれしかった。
リーグ戦の試合ではゴール前でも消極的なパスに逃げる場面が多かったでしょ。
でも、この試合では積極的にシュート打ってたよねぇ。
小野が清水に移籍か…なんて噂もあるし、淳吾も頑張んなきゃだもんねぇ。
まあ、後半電池切れちゃった感じだったけどね。
開幕までの間にコンディション上げて、来シーズンは「良い淳吾」でスタートして欲しいと思います。

ケガの岩下のかわりにCBに入ってた平岡も頑張ってたと思います。
リーグ終盤は平岡の飛び出しが軽い感じですっごいヒヤヒヤだったんですけど、この試合では自分よりでっかいケネディを良くケアしてたよね。
実際、ケネディはポストとしてはあんまり役に立ってなかったしね。
高い位置でのハイプレスで良いフィードをさせなかったってのもあると思うけど、CBコンビがケネディをしっかりケアしてくれてたおかげでもあると思うよ。
つーか、あれならヨンセンの方が全然良いじゃんね。

しかし、後半終了間際に淳吾に代わって入った辻尾のサイドは面白かったです。
足めっちゃ早ぇー!!
前方のスペースにボール出して相手と競り合わせても負けないし、中に切れ込んでくスピードも早くて、見ててワクワクしたよ。アーセナルのウォルコットみたいだった。辻尾の前にスペースがあったら「とりあえず辻尾走らせてー!!」って思ったもん(笑)
あの時間にあんだけ走れる選手が入ったら相手もイヤだよね。
実際、辻尾が入ってから惜しい場面が何度かあったもんねー。
あのサイドは来シーズンもぜひ見たいね。

そして、なんと言っても岡ちゃんですよね。
今季はホントによく頑張ってくれました。最後の最後までど根性を見せてくれました。
家に帰ってから録画で見て初めて知ったんですけど、この試合の前の練習で目の上を切って縫合したそうです。右のまぶたが結構腫れてて、あれ、視界が悪かっただろうなーと思いました。
それでも、体当たりのプレーを怖がらないところはホントにスゴいと思う。
何度も激しい接触して、でもその度に立ち上がって走り出す岡ちゃん見てたら、なんかこう、胸がキューンってなりました。これって何?恋ですか?(違います:笑)

エスパルスを応援してるときって、なんかこう、「自分の息子のチームを応援してる」みたいな感覚なんですよね。いわゆる「母心」ってやつですか。
選手の頑張りを見てると、わが子の頑張りを見てるようでジーンときます(笑)
それは、エスパルスが地元に根付いたチームで、親しみがあるからなんだろうなーと思います。
だから、今回準決勝で負けたことはもちろん悔しかったんですけど、その一方で、「ここまで良く頑張ったよ」とも思うわけです。

サポとしては生温いかなーって自分でも思うし、こんな「親バカ的」なサポばっかりだったらチームも強くなれないような気もしますけど、こういう応援の仕方もアリですよね。

私は海外サッカーが好きで、今はアーセナルとバルサが好きですけど、もしも今一番好きなシャビやイニエスタという選手がバルサから出てしまったら、バルサを応援し続けられるかどうかわかりません。
やってるサッカーが変わったら、バルサやアーセナルに興味がなくなってしまうかもしれない。

だけど、おそらくエスパルスは、選手やサッカーが代わってもずーっと応援し続けると思う。
サポとして、エスパルスの成長を見守って行く覚悟があるってことです。
そこが、アーセナルやバルサを応援するのと、エスパルスを応援する気持ちの違うところです。

だから、リーグ戦がたとえ7位で終わっても、天皇杯が準決勝で敗退となっても、それはもちろん残念なことなんだけど、私にとってそんなに大きなことではないのです。

なんか、「私にとってエスパルスとは」…ってな作文みたくなってますけど(笑)、そんなことを考えさせられた今年最後の試合でした。


結局のところはっきりしたのは、

私はエスパルスが大好きで、来年もきっと全力でエスパルスを応援してるんだろうな。

ということです。


てなわけで、エスパルスのシーズンはこの試合を持って終了しました。
監督、選手、スタッフの方をはじめ、サポの皆さんもお疲れさまでした。

今からすでに来シーズンの開幕が待ち遠しい私ですが、選手の皆さんは今季の疲れをゆっくり取ってください。


2010年も日本平でたくさんワクワクできますように。